弟子屈町ってどんなところ?

観光と農業の町
弟子屈町

弟子屈町はひがし北海道に位置する、観光業と農業が盛んな町です。
昭和の大ヒットソング「霧の摩周湖」で有名な摩周湖や、未確認生物"クッシー"の伝説が残る屈斜路湖、たくさんの噴火口から硫黄が含まれた噴煙を吹き上げ続ける硫黄山などの景勝地や多数の温泉などがあります。
1年を通しての平均気温は約5℃と冷涼で、雪は少ないですが北海道の中でも冬季の寒さが厳しい地域です。

観光と農業の町弟子屈町
硫黄山
神の子池
摩周湖
年間100日以上が霧で覆われる神秘の湖「摩周湖」

年間100日以上が
霧で覆われる
神秘の湖「摩周湖」

商品名にも使われている「摩周湖(ましゅうこ)」は、北海道遺産に選定されている、日本で最も透明度の高い湖です。約7000年前の火山活動よってできた陥没地に水が溜まり湖となった、"カルデラ湖"。水深が非常に深く、透明度が高いことから、よく晴れた日の湖面は「摩周ブルー」と呼ばれる美しい青色に見えます。その美しさで訪れる人々を魅了する摩周湖ですが、実は霧で覆われていることがとても多い湖でもあります。
霧の発生原理は様々なものがありますが、その内の1つが夏の寒暖差が激しい時期に太平洋沖の海上で発生する海霧です。海で発生した海霧は陸上へ流入することで、北海道東部は霧に包まれる事になります。更に霧は山を超えて内陸にある弟子屈までたどり着き、摩周湖を霧で覆い尽くしてしまいます。この霧は非常に濃く視界一面が真っ白になってしまい、10数メートル先までしか見えなくなってしまう事もあるほど。摩周湖は1年のうち100日間もこのような霧に覆われているため、晴天の摩周湖を見ることができた方はとてもラッキーです。

様々な楽しみ方ができる
「屈斜路湖」

屈斜路湖は、全域が阿寒国立公園に指定されている日本最大のカルデラ湖です。
同じくカルデラ湖である摩周湖は全面立ち入りが禁止されているため遊泳等はできませんが、屈斜路湖ではシュノーケリングやカヌーなどの様々なアクティビティを楽しむことができます。また、屈斜路湖の湖畔にある砂湯では、砂を掘ると温泉が湧き出てきます。そのため湖が凍結する時期になっても、岸の周辺は水が暖かいため、オオハクチョウが越冬のために飛来します。

様々な楽しみ方ができる「屈斜路湖」
多数の源泉を擁する温泉の町

多数の源泉を擁する
温泉の町

強酸性の川湯温泉、道東最古の摩周温泉、様々な泉質がある屈斜路温泉など、弟子屈には様々な温泉が湧いています。
この内「摩周湖の夕日」の栽培には、硫黄山を源泉とする川湯温泉の温泉熱を利用しています。
川湯温泉は硫黄成分による保温効果や殺菌作用により、明治時代から湯治場として親しまれてきました。