食べごろになるまで
常温でじっくり追熟
マンゴーは収穫後に追熟するフルーツです。収穫したばかりの頃は粉っぽく完熟のものより暗い赤色をしていますが、食べごろになるまで常温で保存することで鮮やかな赤色に変わり、甘みや柔らかさが増して一層美味しくお召し上がり頂けます。
保存の際は直射日光が当たらない風通しの良い場所を選び、痛まないようにペーパータオルや新聞紙などの柔らかいもので包んで下さい。熟しきって食べ頃になりましたら、食べる直前に2〜3時間だけ冷蔵庫で冷やしてからお召し上がり下さい。冷蔵庫で冷やしすぎると甘みを感じにくくなってしまいますので、冷やし過ぎないことがポイントです。
また、熟しきる前に冷蔵庫に入れてしまった場合も、それ以上甘くならなくなってしまいますので注意が必要です。
最高のタイミングを
見極めるには
収穫したばかりのマンゴーは、食べ頃の見極めの基準となる「ブルーム」と呼ばれる白い粉が皮についています。この粉がなくなった頃が食べ頃となりますので、粉を拭き取ったり洗ったりせずに熟しきるまで保存しましょう。
見た目も華やかな
マンゴーのカット方法
マンゴーといえば、サイコロが並んだような華やかな見た目になる「花切り」という切り方が一般的です。難しそうに見えますが、コツを掴めば誰でも簡単にできますので、ぜひ挑戦してみて下さい。
マンゴーは中心に大きくて平たい種が入っているので、その部分を避けて3つにカットします。
この時、マンゴーの幅の狭い方にナイフを入れ、中心を避けてカットする事で綺麗に切ることができます。
3つにカットした真ん中の部分は「花切り」には使用しませんが、タネの周囲にも果肉がついていますので、皮をむいてお召し上がりください。
3つにカットしたうちの外側部分を寝かせた状態で、ナイフで賽の目状に切り目を入れます。
深く切りすぎると皮も切れてしまうため注意してください。
マンゴーの皮の部分を押し上げれば、果肉が押し出され完成となります。